haruharu(もえママ)

Powered by Six Apart
Member since 02/2010

« 3월 2011 | Main | 5월 2011 »

4월 2011

11-04-15

2011 春のソウルで・・・・

こんな時期なので・・・・

報告が遅れましたが、今月初めにソウルへ4日間行ってきましたairplane

278_2

今年に入ってすぐにイ・ムンセの梨花女子大でのロングラン公演が発表されて、それを軸に決めて色々手配してきたソウル行きでした。

少しずつレポ挙げていきますので、ご興味のある方はどうぞ読んで頂ければ幸いです。

4日間(実質3日)の滞在で・・・

イ・ムンセ 2011赤い夕焼けコンサート(梨花女子大)

演劇 「たんぽぽ風になって」(大学路)

ミュージカル 「光化門恋歌」(世宗文化会館)

イ・ソラ 4番目の春コンサート(LGアートセンター)

ムンセおっぱコンサートは2日間行ったので合計5つのコンサートやミュージカル、演劇を見て来ました。

かなり詰め込んだ予定ですが観光もできたし、韓国のスン友さんやオモニムにも会えたし、お天気もずっとよくて暖かく楽しい滞在でした。

韓国の方々がとても日本の震災に驚き心配して下さっていることを感じ、有り難く思ったことが何度となくありました。

念願の春、4月のソウルでしたが残念ながら少し早くて

ミンチョルとヨンスのあの桜には今回も出会えなかったです。

本当はこの週末あたりが満開cherryblossomなんでしょうね~。

まずは大本命、ムンセおっぱコンサートから始めようと思います。

11-04-13

「焼肉ドラゴン」と満開の桜

___31___30

4月2週目の日曜日、あちこちで満開の桜を電車の窓から見ながら辿り着いたのは阪急西宮北口駅・・・ここにある兵庫県立芸術文化センターで公演がある日韓合同公演『焼肉ドラゴン』を見るためです。

2008年に東京で初演、その後ソウルでも上演されたこの作品が大好きなお友達からずっと話を聞いて、再演があればぜひにと思っていました。

今年2月に東京で再演が決定して、東京までも行こうかと思っていたところ関西公演があると教えて頂きやっとその時が来ました。

先に東京で見たお友達達も大絶賛でその一人がもう一度見たいと関西にまで来てくれました。

それほどまで多くの人の心をつかんだこの作品気になって気になって仕方なかったんです。

(チラシの裏に書かれていた紹介より~)

2008年、演劇界の話題をさらった作品 待望の関西初上演!

「焼肉ドラゴン」のあの家族、あの街に住む人たちと会える。

2008年に東京とソウルで公演された本作品は、両国で毎回スタンディングオーベーションとなる熱狂的な反応で幕を閉じ、その年の演劇賞を総なめにした話題作です。

ある在日コリアンの家族を通して、日韓の現在、過去、未来を日韓両国の俳優・落語家・ミュージシャンのビビン(韓国語で混ぜるの意味)キャストで賑々しく、そして切なく描きます。


(ものがたり)

万国博覧会が開催された1970年(昭和45)年、関西地方都市。

高度経済成長に揺れる時代の片隅で、焼き肉屋「焼肉ドラゴン」の赤ちょうちんが今夜も灯る。

店主・金龍吉は、太平洋戦争で左腕を失ったが、それを苦にすることもなく淡々と生きている。家族は、前妻との間にもうけた二人の娘、後妻の英順とその連れ子、そして英順との間に授かった一人息子・・・・ちょっとちぐはぐな家族と、滑稽な客たちで、今夜も焼肉ドラゴンは賑やか。ささいなことで泣いたり、いがみあったり、笑ったり・・・。

そんな中、焼肉ドラゴンにも、しだいに時代の波が押し寄せる。

開演ギリギリに滑り込んで客席に入って行くと・・・

奥行きたっぷりの舞台上に作られた焼肉ドラゴンのお店のセットのなかで常連客が焼肉焼きながらお酒を飲んでいます。

店の外の離れの屋根の上にこの店の長男・時男がいて、その時男の独白から舞台が始まって行きます。

関西での上演は初というのが意外なくらい・・・関西のお話なので関西情緒がたっぷりです。

関西弁のセリフの中に韓国語のセリフも織り込まれてまさにビビンバ。

韓国語の台詞には舞台両側に日本語字幕が出ます(韓国では反対だそうです)。

ある在日コリアンの一家とその周りの人たちのお話。

それぞれに事情のある三人の娘たちそれぞれの恋愛と結婚の事情・・・・・

一人息子の学校事情、いじめ、息子の死・・・・日本人になることもできず、自分の国にも帰れない悲しい在日の人たちの過去、強制撤去によってもたらせらる厳しい選択。

哀しいけど、切ないけど、それだけでなくてうまく昭和の時代の日本の情緒を笑いや音楽で取り入れてバランスのなんとも妙が素晴らしい。

アボジが常に冷静で沈着で淡々と、しかし温かく家族を見ているのですが、その内に秘めた威厳はすごくて、そういうものを静かに感じさせてくれる素晴らしい俳優さんでした。

対照的にオモニは、言いたいことを隠さずポンポン言って感情を表す人。でも裏表もないし、一番アボジの事を信頼して愛しているし、大きな体と派手な衣装でインパクトがあるけどとっても可愛らしい部分がいっぱいあるオモニ。

このアボジとオモニを演じた二人の韓国人の俳優さんが本当に素晴らしく、セリフもほぼ日本語(しかも関西弁)だったのに上手でした。


終盤・・・買い取ったはずの店の土地が国有地だったということで、行政から立ち退きを迫られ初めて静かなアボジが怒りを表し過去を語る部分からは本当に泣けて来ます。

そして抵抗も空しく強制撤去になり一家はそれぞれ違う道を歩むことになります。

娘たちはそれぞれ結婚し・・・

長女は在日の夫が選んだ帰還事業で北朝鮮へ。

次女は韓国人の夫と韓国へ。

三女は日本人と結婚し日本で生きて行くことに。

そして残ったアボジとオモニには行くあてがあるのでしょうか・・・。

それでもリヤカーに荷物を積んだアボジが

「桜が舞い散り、とたん屋根が花びらでいっぱいになる。こんな日は、明日がいい日だと信じられる」と言うんです。

そしてリヤカーに飛び乗る大きな巨漢のオモニ~涙の中に笑いがあるお芝居でした。

最後は舞台にいっぱいにひらひらと桜が舞い降りてそれは幻想的でなんとも胸がいっぱいで熱くなる演出でした。

多分この桜を見たいと・・・・何度もこのお芝居を見る人は感じるんじゃないかな。

舞い降りる桜の演出の中客席からは一人、また一人と立ちあがって拍手が巻き起こりスタンディンオーベーションです。

カーテンコールが続く中、出てきたアボジ一人がずっと胸をポンポンと叩いてらしたのが印象意的でした。

セットも小道具もよく考えられてたり、幕間の休憩時間にはロビーで出演者のミュージシャンがアコーディオンなどの演奏をして、そのまま2幕にその方たちが登場したり・・・。

色々と面白いお芝居でした。

もう再演はないという話もありますが、きっとこれだけの人気を博したお芝居またあの家族に会える日が来たらきっと会いに行きたくなると思います。

Continue reading »